コンクリートミキサー車運転手の仕事を詳しく解説!こんなことやあんなことをして日々を過ごしてます!
こんばんわ!uvoa です!
前回、前々回と生コン業界で働く人々を紹介してきました。
コンクリートミキサー車運転手って生コンを運んで洗って、また運んでの繰り返しでしょう?
と思いませんか?たしかにその通りですが、その他にもっと実に多くの仕事をしているのが運転手の人々です!
今日は運転手の人々って生コンを運ぶ以外に何をしているのかをご紹介しますね!
生コンを積んで現場に行って生コンを降ろそう!
実にシンプルな仕事内容ですが、ミキサー車には「順番」があり、順番通り
生コンを積み、各建設現場へ赴きます!
生コン工場には、電光掲示板がありミキサー車の番号が表示され、この掲示板順に
生コンを積んでいますよ!
画像右記では、1号車の人が空の状態で工場に帰ってきていて、8号車の人が
工場を出発し、建設現場へ向かっています。
このように隊列となってミキサー車の運転手の人々は生コンを配達し
隊列を作るのが配車係の仕事です!
当日の道路状況や、最短・安全ルートを考慮して配達をしています
モルタル(生コンを降ろすポンプ車が詰まらないようにするために使用するもの)を積んだ、いわゆるトップバッターの人が幹線道路を走ってる時に
自分の後ろに走っている人、ここで言うなら2号車の人に道路状況を無線で伝え
情報を共有するのも重要な仕事です!
この無線を聞いている配車係の人も道路状況によって、ミキサー車を工場から、出発させるか、させないかを決めたりもしますので、1台目は非常に重要な位置とも言えます。
建設現場へ到着したモルタル車・若しくは生コン車は後続の人に現場の状況を伝えます
一番最初に到着したミキサー車は無線で、「この現場に何台ミキサー車が入れるか?」
「伝票のサイン」の2つは絶対に伝えなければならない情報です。
特に「この現場に何台ミキサー車が入れるか?」は非常に重要で現場に入れないミキサー車は、路上で止めて中に入れるようになるまで、待機をしなければなりません。
大きな建設現場には必ず、生コン打設を現場監督と直に連絡を取り合っている
「デリバリー」がいるので、「デリバリー」の人に確認を取って後続の人に伝えるのが
重要な仕事ですよ!
生コンの伝票があります!ミキサー車の運転手は確認することが重要な仕事です!
ミキサー車の運転手は生コンを積むと同時に工場から発行された「伝票」を持ち建設現場へ向かいます。
この伝票には自分の車番(乗っているミキサー車の番号)生コンを降ろしに行く建設現場、工場発時間、現場着時間、コンクリートの配合、積み数、そして受け取りサインが記載されていますよ!
この伝票に記載された、自分の車番と行く建設現場を確認し間違えないように建設現場に向かいます!
伝票のサインは後続の人が円滑に仕事ができるように連絡するものです!
運転手が犯してはならない最大のタブー
ミキサー車の運転手は確認をし、極論ですがミスを犯すと大変なことになってしまい
その後のミキサーライフが危ぶまれてしまうほどのタブーなことがあります。
ミキサー車運転手が犯してはならないタブーを箇条書きにしますのでご覧ください。
- 本来行かなくてはならない現場を間違えて違う現場に卸してしまった(誤納)
コンクリートには強度があります、最低強度の18Nのものから、100Nなど
実に様々な強度があります。
設計上ここは100Nで耐えなければならないところに18Nのものがあったら、
取り壊しです、その費用は当然工場が持つこととなり莫大な損害賠償となります。
誤納をしてしまった運転手は残念ですが、雇用形態に関係なく解雇されてしまいます。
- 積んでいる生コンを路上に垂れ流してしまった
道路に生コンを大量にこぼしてしまった場合、当然通行止めになってしまう上に
掃除するのに大量の水と人が必要となり大変です。
理由はどうであれ、路上にこぼしてしまった運転手をその工場は使ってくれなくなってしまいます。
その他にも色々なものがありますが今回はこの大きな2つを書いてみました。
これからミキサー車の運転手なろう、もしくは見習いの人は特に注意してください。
運転手はこの中に入ります!はつりという作業です!
ミキサー車のタルのようなものこれは「ドラム」といいます。
この中に生コンが入っていますよ!
実はこの中に人が入ってこびりついてしまった生コンを、「ピック」と言われる専用
工具で落とすのです!
運転手はこのドラムの上から、水をかけ生コンを掃除しますが、どうしても水が届かないところがあるので、どんどん生コンが付き最終的にコンクリートとなってしまいます。
運転手はこのドラムの中にコンクリートが付いている状態を非常に嫌います。
なぜならこの固まったコンクリート付いてれば付いてるほど落とすのが大変だからですよ。
特にこの時期は生コンも付きやすく作業も大変です、ですからみんな時間をかけて
しっかり洗うのですね!
ドラムなどを洗うのが運転手の仕事じゃない?!外観を洗車するのも大切な仕事です
運転手に人たちは工場からまたは運送会社から、ミキサー車を預かって日々の業務を
しています。
生コンを積むときは上から下に卸して積んでいるので当然、液状の生コンは飛び散り
ミキサー車についてしまいます。
生コンまみれのミキサー車も年期が入っていますが、決して褒められるものではありません。
ドラムの中のミキサー車の外観も新車の状態を維持できるのが運転手として、仕事ができ鏡のような人と言えるでしょう。
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また、サンポールはついてしまった生コンを落とすことができる強力なものです。
トイレ掃除の頑固な黄ばみやシミなど、生コンに比べたら弱いですね!
匂いが独特で苦手な人がいるのも事実ですが、強力な洗浄力を発揮してくれます!
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最後に
本日はミキサー車の運転手の仕事を掘り下げて紹介しました!
これから運転手になろうとしている人や興味のある人の参考になってもらえると幸いです!
最後まで読んでいただきありがとうございました。