ミキサー車で1番大きなサイズは10tミキサーですが、10tミキサーにも違いがあります!
こんばんわ!uvoaです!
今日は、街中でよく見るミキサー車。
一番大きなサイズで10tミキサー車がありますが、その10tミキサー車でも
実は2つに分かれています!
「えっ?10tミキサー車なんだから、全部同じでしょ?」と思いますが、実は違いがあります!
今日はそんな10tミキサー車の種類をご紹介したいと思いますので、是非ともご覧ください!
- 10tミキサー車の2つの種類!同じように見えて性能が大きく違います
- 低床車ってなんだろう?4.75車とも呼ばれることもあります!
- デカキャブ車ってなんだろう?4.25車とも呼ばれます!
- 8tミキサー車もあります!
- 最後に
10tミキサー車の2つの種類!同じように見えて性能が大きく違います
10tミキサー車は業界用語ではありますが「低床車」と「デカキャブ車」の2つに分けられています!
「低床車」とはミキサー車のキャブと呼ばれるところが低く、「デカキャブ車」は
ミキサー車のキャブが高いことをいいますね!
またこの両車は積める生コンの量も違います、おなじ10tミキサー車なのに
積める生コンが違うなんて、ちょっと驚きですね!
ではさきほど言いました、トラックの「キャブ」とはなんなのか?
ご説明いたします!
キャブとはトラックの運転席部分の箱の部分の事を言います!
トラックの顔といった方がわかりやすいかもしれません!
各メーカーここの部分はとても違いがはっきりしていて、日野のトラックだとか
三菱フソウのトラックだと見分けることができる部分ですよね!
10tミキサー車はここの部分が高いか、低いかで、大きく「低床車」か「デカキャブ車」かを見分けます。
また、タイヤの大きさが違い、低床車の方が小さいタイヤを、デカキャブ車は大きなタイヤを装着しています!
運転席の大きさでわからなければ、タイヤの大きさで見分けることも可能ですよ!
低床車ってなんだろう?4.75車とも呼ばれることもあります!
日野レンジャーのミキサー車です、こちらは生コン業界では低床車と呼ばれ
実に多くの工場で動いている車両です!
キャブが小さく設計され、また車両事体が軽く作られているため、生コンを一番
積める車両であります!
1台のミキサー車で多く生コンを積むことができれば、建設現場は早く仕事が終わり
また工場も余分なミキサー車を集めなくてもよいので、時間もお金の面も助かります!
低床車は生コンをどれくらい積んでいるの?
10tミキサー車の低床車は4.75㎥積んで、建設現場へ向かっています!
生コンは1㎥約2tなので、実に約8t近くを積んで走っていることになりますよね!
こんな重量のある車に引かれたらひとたまりもなく、またとても重たいので
止まれませんので、走っているミキサー車の近くに寄るのは非常に危険です!
ミキサー車事体が軽く、また生コンも多く詰める低床車ですが、弱点もありますよ。
低床車は馬力がありません。坂道が弱点なんです・・・。
軽く設計されている低床車はエンジンも小さいので、坂道がとても苦手です!
満タンの4.75を積んでいるときは、4速でもう坂を上がらず、回転数と速度が
どんどん落ちてきてしまい、後続の人に迷惑をかけてしまうのです。
運転手の人はとても申し訳ないと思いながら、アクセルをベタ踏みしています。
もし、お急ぎであればミキサー車の後ろは走らずに他の車線に逃げていた方がよいかもしれません。
デカキャブ車ってなんだろう?4.25車とも呼ばれます!
こちらは日野・プロフィアと呼ばれる車両です!キャブが低床車と比べると大きくまた、タイヤも大きなものが装備されているのがわかりますね!
キャブも大きく、タイヤも大きいということはミキサー車自体が重たいので、
生コンを低床車より積むとこができません。
4.75積める低床車に対し、デカキャブ車は4.25車しか積むことができません。
生コンを多く積むことが出来ないので、あまり役に立たないのでは?
と思うかもしれませんが、実はデカキャブ車はパワーに満ち溢れています!
坂道なんて楽々登ります!
山道や坂道の多い地区ではとても重宝されるデカキャブ車です
低床車は多く生コンを積める分、重量がかさみ元々、馬力がないので坂道を大の苦手としているのに対し、デカキャブ車は馬力があり、生コンも低床車ほど積んでいないため
パワーがあります!
そのため、坂道が多い山道などの運搬に長けている特徴がありますよ!
また、見晴らしがよいので視界もよいですね!
ですが、低床車と比べると、キャブが大きくホイールベースも長いので
運転はより慎重にならないといけません。
8tミキサー車もあります!
大きな特徴は、10tミキサー車はリアタイヤが2つあるのに対して8tミキサー車は
リアタイヤ1つしかありません。
このリアタイヤが2つあるか、ないかでミキサー車の危険性は大きく変わります!
8tミキサー車はとてもバランスが悪い乗り物なんです。
ミキサー車は重心が高い上にホイールボースが短いです、また重量物を積んでいるので
非常に横転しやすい車なんですね。
10tミキサー車はまだリアタイヤが2つある分安定性がありますが、8tミキサー車は支えとなる、リアタイヤが1しかありません。
急カーブや、急な坂道を下るときなど、非常に車が傾くので怖い乗り物です!
また8tミキサー車はブレーキを10t車ほど効かないので、接近するのはやめましょう!
8tミキサー車の積み数はどれくらいなんだろう?
一昔前は4㎥積んで街を走っていました!
ですが、過積載なので現在は法律に乗っ取って、3.5㎥で走っている工場もあります!
積む量が少ないということは、回数を走るので、回数制で手当てが付く会社は
8t車はおすすめかもしれませんね!
最後に
今日はミキサー車の種類についてお話をしました!
10tミキサー車も8tミキサー車もとても重たいものを積んで走っているので
止まらない・坂道上がらないといった弱点を持っています!
ミキサー車は危険な一面ももっているので、街中を走っているミキサー車とは
車間距離をあけていた方が安全かもしれません。
最後まで読んでいただきありがとうございました!